■ FAQ・その他

Q:画面や印刷のフォーマットを保存して使いたいのですが。

これらの設定等の環境設定値は環境設定ファイルに保存されます。通常は[VED.ENV]という標準ファイルが使われますが、起動時のコマンドラインオプションで、[/E]をつけてファイル指定を行なえば、各々の編集作業毎に異なった作業環境が得られます。

例:VED TATE_12.ENV/E(縦を12文字に設定した環境ファイルを使う)[拡張子[.ENV]は、この名前でなくても構いません]
指定した環境ファイルがない場合は、標準ファイルの設定値が使われます。設定値を変更した時、標準値をコピーした指定ファイルが作られ、変更した設定値は指定ファイルに書込まれます。

Q:異なる分野の文書毎に、編集履歴管理をしたいのですが。

編集履歴情報は履歴管理ファイルに保存されます。
通常は[VED.LOG]という標準ファイルが使われますが、起動時のコマンドラインオプションで、[/L]をつけてファイル指定を行なえば、各々の編集作業毎に異なった管理ファイルが使われ、そこに編集履歴が記録されます。

例:VED NOVEL.LOG/L(小説を編集した履歴管理ファイルを使う)
[拡張子[.LOG]はこの名前でなくても構いません]

Q:起動オプション(コマンドラインオプション)はどのように使うのでしょうか?

コマンドラインオプションの登録は、アイコンを右クリックし、プロパティを選択後、ショートカットの[リンク先]を変更する事により行なえます。
原稿作文のアイコンを選択した状態で、上記のように操作して、[リンク先]項目の『VED.EXE』の後に例えば次の様に入力します。
[kizi.txt kizi.env/e kizi.log/l]
OKにてプロパティウィンドウを終了します。この例では、原稿作文のアイコンをダブルクリックすれば起動され、[kizi.env]の環境条件の元で、[kizi.txt]の編集状態になり、編集の履歴情報は[kizi.log]に記録されます。

Q:「編集履歴情報」に旧い履歴が表示されません。

上部に「表示行数」の設定があります。
これを「100件」或いは「全部」にしてください。

Q:「ファイル選択」や「編集履歴情報」表示の右側に大きな空白がありますが…。

文書表題を表示する領域です。「編集中文書情報」の画面で、文書表題の入力と訂正ができます。文書を保存した時、この文書表題が拡張ファイルと履歴情報ファイルに書込まれ、その後の参照時に表示されます。