○ 書出設定

本エディタの拡張ファイルに格納されている構成索引行の書式ルビの各データを本文にテキストの形で付加出力する機能です。この書出設定は、「文書を開く」の「読込設定」の逆処理です。
本エディタが出力する、拡張ファイルでない、テキストファイルは他のソフト(MSメモ帳等)で加工可能ですが、拡張ファイルとの整合が崩れてしまう為、再度本エディタで拡張データを使う事が出来なくなってしまいます。
この機能を使い出力した文書は拡張データを内蔵している為、これを他のソフトで加工しても、本エディタの「読込み機能」を使えば、元の拡張データをそっくり復元する事が可能です。

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索引書出
このボックスをチェックすると構成索引データを下の行識別記号を付け、該当の行の直前に出力します。

行情報書出
このボックスをチェックすると行の書式マークジャンプの情報を下の行識別記号を付け、該当の行の直前に出力します。

ルビ書出
このボックスをチェックするとルビデータを下のルビ区分記号で括り、本文と共に対象文字列の直後に出力します。

行識別記号
構成索引データと行の情報(行の書式とマークジャンプ)を格納する記号を指定します。
これは2バイト(半角2文字あるいは全角1文字)で指定します。
行識別記号を"//"にした時、出力は次の3形式になります。9は索引のレベル、Xは索引の文字列、ABCは各16進形式の半角数字です。索引レベルの直後には半角空白が入ります。
1.索引のみ   //9 XXXXXXXXXXXXXXXX
2.行情報のみ //AAAABBBBCCCC
3.索引と行   //AAAABBBBCCCC9 XXXXXXXXXXXXXXXX

ルビ区分記号
ルビ(フリガナ)の前後に付ける区分記号を全角2文字で指定します。
「()・〈〉・《》」は選択で指定出来ます。これ以外の区分記号は「その他」の欄に必ず2文字一組で入力してください。

暗号化書出
このボックスをチェックすると、文書を暗号化して書き出します。
同時に、暗号化暗号キーを入力設定します。暗号キーは全角も使えます。
詳しくは文書の暗号化保存ファイルの暗号/復号化を参照してください。